~ひとつだけの車と、たくさんある車の話~
自動車販売店にコンサルタントにお伺いした際に・・・
ふと、こんなことを思いました。
「新車と中古車の違いとは何か?」もちろん未使用、使用済み以外の法律や契約の世界での違いはあるのだろうかと・・・
■ ざっくり言うとこんな違い
区分 | 新車 | 中古車 |
法的には | 不特定物 | 特定物 |
意味 | 量産されてるどれも同じもの | 世界に一つだけ |
特徴 | 代替できる | 現物限りの一点物 |
■ 不特定物? 特定物?
▶ 不特定物(新車)とは
工場で大量に製造される「どれでもいい同じ性能のモノ」のこと。
販売時も、「この型番の車を納車します」といった契約が多く、もし何らかの事情で納車ができなくなった場合でも、工場には同じ車があるので代替品で対応が可能。
販売店は車が滅失してしまった際には代わりの車を調達して引き渡す義務がある。
▶ 特定物(中古車)とは
「この一台限りの現物」を対象とする取引。
年式、走行距離、傷の有無、メンテナンス履歴などが一台ごとに異なり、代わりがきかないのが特徴です。現物限りの一点もの。
もし車が滅失してしまった際には履行不能(同じ車を調達することができないので)
▶ 他にも保管する際にも違いが・・・
こちらは「善管注意義務(正式には「善良なる管理者の注意義務」といいます)」なるものがあるようですのでまたの機会に投稿します。
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