動画編集なんて助成金出るの?」から始まった制作会社のお話
こんにちは。「社会保険労務士事務所いろは」です。
今回は、ある動画・画像編集を行っている制作会社様からご相談をいただいたときのお話をご紹介します。
「助成金って製造業とかお店の話でしょ?
うちみたいなSNSの編集屋なんて、関係ないと思ってたんですけど……」
こう切り出したのは、社長と社員2名で構成されるクリエイティブ系の会社様。
主にYouTubeやInstagram、TikTok向けに動画編集や画像デザインを提供してます。
■ 相談のきっかけは「人を雇いたいけど不安で…」
最近、クライアントが増えてきて、納期がひっ迫気味。
「もう一人誰か入ってくれたら…」と感じるものの、
人を雇うには給料だけでなく社会保険や育成の手間もかかる。
「正直、雇ってもすぐ辞められたら怖いですし、
そもそも動画編集に“研修”なんてできるのかもわからなくて」
そんなとき、知人から
「助成金使えば、雇用も育成も意外とリスク少ないよ」
と聞いて、半信半疑で「社会労務士事務所いろは」にご連絡をいただいたのが始まりでした。
■ 該当したのは「正社員登用や教育体制の整備に使える助成制度」
実際にお話を伺ってみると──
・新しくアルバイトとして採用し、ゆくゆくは正社員として活躍してもらいたい
・未経験でも安心して業務を覚えられるよう、動画編集のマニュアルを整備中
・社内で簡単な教育環境を整えており、OJT(実務を通じた指導)やオンライン講座の利用も検討している
こういった取り組みが、国の支援制度の対象となる可能性が見えてきました。
✅ アルバイトスタッフを半年後に正社員へ → 1人あたり最大57万円の支援
✅ 現場での指導+外部講座の受講 → 合わせて20万円以上の支援が受けられる可能性も
「社員が少ないから…」「うちには難しいかも…」と感じる方も多いですが、こうした制度はむしろ小規模な会社や初めて人を雇う企業ほど、活用する価値が高いんです。
採用や教育にかかる負担を少しでも軽くし、安心して人材育成に取り組んでいただけるよう、私たちがしっかりサポートいたします。ね。
■ 受給後の社長の一言が印象的でした
助成金の申請から受給までサポートさせていただいたあと、
社長から言われた言葉がとても印象的でした。
「正直、助成金って“特別な会社”だけの制度かと思ってました。
でも、うちみたいな小さな会社でもちゃんと活用できたのが意外で。
これなら安心して、もう一人、採ろうかなと思えるようになりました」
■ まとめ:クリエイティブ業界こそ“人材育成”がカギ
動画編集やSNS運用のような、人のスキルが勝負の業界こそ、
人材育成や職場定着を支援する助成金が活きてきます。
「うちは対象じゃないかも」と思わず、
まずはお気軽にご相談くださいね。
💡制作会社の経営者の方へ
人材採用・育成に使える助成金、思っているより“身近”です。
ご相談は無料ですので、LINEやフォームからお気軽にどうぞ!
