許可申請って一言でいうけど…大きく分けて二種類が存在します。
こんにちは、社会保険労務士事務所いろはです。
今日は、開業するときに必要になる「許可申請」について、少し視点を広げてお話しします。
1. 許可申請といえば…?
「営業許可」と聞くと、まず思い浮かべるのは
- 飲食店の衛生管理の許可
- 風俗営業に対する許可
といったものではないでしょうか。
これらは社会の安全や秩序を守るための規制で、法律的には警察的規制(消極的規制)と呼ばれます。違反したらお巡りさんのお世話になるから???
基準(衛生面、設備、立地条件など)を満たせば、基本的に許可されるタイプです。
2. 実はもうひとつの許可申請がある
許可申請の世界には、もうひとつ重要な規制があります。
それは政策的規制(積極的規制)です。
例えば、
- 地域の商店街や中小店舗を守るため、大型店舗の出店を制限
- 特定エリアでの小売市場の開設に行政の許可が必要
- タクシーなど公共交通の新規参入制限
これらは「安全」ではなく経済や地域保護のために行われる規制です。
基準を満たしていても、地域の事情や行政の判断で許可が下りないこともあります。
3. 警察的規制と政策的規制の違い
警察的規制 | 政策的規制 | |
---|---|---|
目的 | 安全・秩序の維持 | 経済・地域保護 |
許可の傾向 | 基準を満たせば許可 | 行政判断による |
主な例 | 飲食店営業許可、風俗営業許可 | 大型店舗出店制限、小売市場開設許可 |
4. 開業前のチェックポイント
- 自分の業種がどちらの規制に該当するかを確認する
- 許可条件だけでなく、地域の方針や条例も事前に調べる
- 許可取得までに時間がかかるケースもあるので早めに動く
まとめ
営業許可は「安全面の許可」だけではなく、「経済政策のための許可」も存在します。
どちらに該当するかを正しく理解して動くことで、開業スケジュールや事業計画がスムーズになります。
社会保険労務士事務所いろはでは、開業前の許可要件調査や申請サポートも承っています。
お気軽にご相談ください。
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