助成金を活用して“クラウドサービス”を賢く導入する方法
こんにちは。社会保険労務士事務所いろはです。
本日は、助成金の対象経費として注目されている「サブスクリプション契約(クラウド型サービス)」の取り扱いについてご紹介します。
サブスクリプション契約は対象になるのか?
原則として、月額払いのままでは対象外です。
しかし、以下の条件を満たす場合には、助成金の対象となるケースがあります。
- 3年分の前払い契約を行うこと
- 対象となるサービスが、業務効率化・従業員の作業負担軽減など「業務改善」に該当すること
つまり、「毎月支払う」契約形態のままではNGですが、3年分を一括で前払いした場合は、「設備導入に準ずる投資」とみなされ、申請対象となる可能性があります。
対象になりうるサブスクリプションサービスの例
以下のようなサービスが、過去の申請事例や要件上、対象として認められる可能性があります。
- クラウド型のPOSレジシステム(レジ締め作業の効率化、ミスの削減)
- 勤怠管理・シフト管理システム(紙やExcelでの管理から脱却し、集計作業を自動化)
- 予約・顧客管理システム(電話対応の削減や業務の標準化)
これらは、業務の効率化や労働環境の改善につながることが明確であれば、導入理由として十分に成り立ちます。
注意点とポイント
- 契約書や見積書に「3年分前払い」の記載があることが必須です。
- 助成金申請前に支払いを済ませると対象外になるため、必ず申請前にご相談を。
- 「人の手間を減らすこと」が助成の趣旨であるため、コスト削減目的のみでは不十分です。
導入をご検討の方へ
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「人手不足を解消したいが、何から始めればよいかわからない…」
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